★★ 各種講演や取材のご依頼についてはこちらよりご連絡ください

3か月で凹みやすい人の生きづらさ克服「ブレーん塾」

【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#19 アメリカ人HSS型HSPの手記①

HSP/HSS LABO
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
HSP/HSS LABO
3か月で凹む時間を劇的に減らせる! 傷つきやすい人の生きづらさ克服「ブレーん塾」の時田ひさ子です。 人口のたった6%しかいない! 好奇心旺盛で行動的なのに繊細で打たれ弱い複雑な性格を紐解き、もともと持っている能力を発揮させる研究家です。
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは~

人口のたった6%しかいない!!
好奇心旺盛で行動的なのに繊細で感動屋の複雑な性格を紐解き、
もともと持っている能力を発揮させる研究家 時田ひさこです。

本日は、
「HSP/HSS」についての本「Thrill!」の続きをお送りします。

「HSP/HSSにとっての仕事」について書かれている章の続きです。
ここまでの道のりは以下の通りです。

HSP/HSSの仕事についての章

【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」訳します(笑)#1 career①回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#2 career②回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#3 career③回目「共感性はすごい強み!」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#4 career④回目「HSP/HSSは飽きる」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#5 career⑤回目「小プロジェクトをうまく回す
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#6 career⑥回目「自由に仕事させてもらう」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#7 career⑦回目「キャリア形成の機会」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#8 career⑧回目「フロー状態」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#9 career⑨回目「フロー状態」の続き
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#10 career 自分を知ろう!
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#11 「仕事の成功と職業の選択について」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#12 仕事の成功と職業の選択について」の2回目
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#13「仕事の成功と職業の選択ガイドライン①②」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#14「仕事の成功と職業の選択ガイドライン③④」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#15「職人的な仕事はどうでしょう?」
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#16「わたしたちの仕事の不安Q&A」①
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#17「わたしたちの仕事の不安Q&A」②自営業になることに不安
【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#18「HSP/HSSにとっての仕事」まとめ

 

今日からは、
クーパー先生の取材に応じたさまざまなHSP/HSSの人生について思うところを語っている章に移ります。

日本のHSP/HSSは、
日本独特の「こうあるべき」というラインに合わせなきゃ!という意識が強く働くので、
「みんなと違う」ということへの劣等意識や自己否定感が強いようです。

一緒にこの本を訳してくださっている祐子先生(アメリカ生まれ、日本に留学に来て、ご結婚、お子さんを育てながらNHKなどで仕事をしていらした方)がおっしゃるには、、

日本人のHSP/HSSよりも、アメリカのHSP/HSSの方が激しい人生を送っているし、それはおそらく「日本人みたいな型がないから」ではないかと感じられるそうです。

アメリカはそこまで強い「型」「モラル」「常識」の縛りがないため、HSP/HSSの生き方や考え方もだいぶ違うことが容易に想像できます。

今日ご紹介するのは、アメリカのHSS型HSPどっぷりなジョシュアの手記です。

 

 

第9章 HSP/HSSの手記

ジョシュアの手記

自分が高校のとき、親父が小さいハーレーを買ってきたんだ。
このハーレーは、俺にとって、魔法の絨毯になってくれた。
親父はきっと、このハーレーが、俺の気性に合うと思ったんじゃないかと思う。
俺はいつも、予測不能で気まぐれだったから。

幼い頃は、
父親の怒りをやり過ごすために、俺がどうしたらよいか全くわからなかったから、
おれはいつも家の中で緊張していた。

ハーレーを俺にくれたことが、俺をそういった緊張から解き放ってくれたことも、
親父は知らないだろうね。

俺の生まれ育った環境は、繊細さからかけ離れた家だったんだ。

子どもの頃の俺は、家族にばかにされてた。
気弱だったからね。

「ジョシュア、なんでもないだろ?」ってよく言われたよ。
俺は四六時中イライラしてた。
親父は「ジョシュアはめちゃくちゃ神経質な子だ」とよく言ってた。

俺はそういわれるのが恥ずかしいとくり返し言ったけど、それが事態を悪くしたんだ。

それで、10代になるともう破壊的な行動パターンを繰り返してたさ。
破壊的行動パターンは長く続いたんだ。

男だから、自分の繊細な部分は見せられなかったよ。
誰かに話すことももちろんできなかったね。
そのせいもあって、俺はバイクに乗ったよ。
危険な目にもたくさんあった。

若いからさ、無鉄砲にふるまうのがかっこいいと思ってたんだ。
でもさ、俺はそうじゃなかったんだよね。残念ながらね。
無鉄砲な行動にも出なかった。
それで、事態はさらに悪化して行ったんだ。

緊張しっぱなしの実家にずっと住んでた。
買ってもらったバイクで、外を走り回って、自由の感覚を取り戻そうと必死だったさ。

アドレナリンが出て、幼い頃の恐怖と怒りを忘れさせてくれるような気がしてたんだよね。

限界ギリギリまでやるのが、若いやつらだろ?
俺も限界まで自分を追い込んださ。
青年期男子が多量のテストステロン(男性ホルモン)分泌してすることといったら、自分の体を使うことだけさ。

そんな無茶をしてたら、バイクは3台もダメにしたし、大きな事故もした。
でも俺はやめられなかったんだ。
自分の気持に素直になることはできなかった。
ほんとは、もっと素直になりたかったけど、ひねくれたままバイクに乗り続けたんだ。

大人になっても、バイクで危険なことをして
もっとすごい興奮に自分を追い込んでいったんだ。

その間には、死ぬかもしれないような出来事も何度かあった。
ピストルを突き付けられたりもしたし、ナイフのこともあった。

そんなふうにされても、俺はなにも考えずにやり返した。
素早くやり返せるのが俺の自慢だったから、闘争本能をいつも全開にしてた。

危険な仕事もどんどんやった。
潜水艦にも乗ったし、ベトナム戦争にも自ら志願したんだ。ベトナムでは2か所に行った。
それから、NASAのテスト被験者も引き受けた。
F104の助手席に乗れる資格だってもってる。

危険なことといえば、ジョシュア、、そんなふうに言われるくらいなんでもやった。

でも、ある晩、
ホノルルで飲みすぎてバイクに乗って、時速200キロ近く出して走ったんだ。
そのときも、わかってはいたんだ。
ダメだってわかってはいた。
だけど、それがどうダメなのかはわからなかった。

そのときの事故は、俺にとってはじめての警告になった。

30代の今だったら、そのままバイクを手放して、歩いて帰っただろうけど、そのときはそのまま乗り続けてしまったんだ。

俺は生粋のスリル好きだよ。
だけど、同時にHSPでもあるんだ。
おれはいつも、勘違いしていたんだ。

スリルを感じることを、感情を感じているんだ
と勘違いしていたんだよ。

今だになぞなんだ。
あれだけの無茶をやらかしても、いまだに生きてるし、逮捕されてもいないってことがね。

軍をやめてから、ベトナム戦争からの帰還兵で、PTSDのやつらとつるんでたんだ。

飲みまくってさわいで、俺が行くところにはいつも暴力的な出来事が起こったさ。

一度、友だちが45自動小銃を暴発して、コンビニで無抵抗の人たちを殺してしまいそうになったこともあった。

友だちには、銃を撃とうとした理由があったんだ。

コンビニにいた一般人が、ヤツにメンチ切ったらしい。(睨みつける)

そんな無茶してた時期もあったな。楽しかった。
みんな自分の気持を押し殺して遊んでたんだよね。

だけどね、その頃ようやく
「俺はこの生活を改めないと、まずいぞ」って気づき始めたんだ。
「長生きできないな、、」って。

ある晩、俺はひどい喧嘩をして、人んちの庭に倒れ込んだ。
気づいた時は、警官に警棒で脇腹をつつかれてたんだ。

そのときから今日までずっと、自分を探し続けているんだ。

俺は、ほんとは、だれかを助けたいんだ。
もしかしたら、助けたい理由は自分のためなのかもしれない。
自分の心の傷や痛みを、癒したいためだけに、他人を助けたいのかもしれない。
それでも、助けたいんだよ、誰かのことをさ。

心の傷のことと、暴力のことに詳しくなったので、
俺はテキサス州ヒューストンの危機的状況ホットラインのボランティアに志願したんだ。

精神科病棟でも働いたときは、
暴力的な患者の対応をしたんだ。

俺の話を聞いてくれるカウンセラーが、俺に、どうしてそんなに暴力に引き付けられるのかを話してくれてね、
俺はそれから変わり始めたんだ。


 

ジョシュア(前半)でした

感情と、
スリルを味わったときのヒヤッとした感じと
を取り違えていたというのは
スリルを味わっているときに
体が感情と一体になっているので「生きている実感がわく」ってことだと思います。

そうなんです。
体と感情が一致すると、私たちには活力が生まれます。

ところが、HSS型HSPは、体と感情が一致することはそもそもありません。
一致しないのが、HSS型HSPのそもそものしくみだからです。

 

だから、「生きてる実感」がわきづらいのです。
どれが自分の感情なのかを、自然に、練習せずに感じ取れないのは、当たり前なのです。

HSS型HSPの人生が難しくなってしまうのは、
体と感情の一致をすることがないので、
そもそも自分は何を感じているのかもわからなくなりがちですし、
生きている実感を持てないのですが、
「生きてる実感が持てない」とか言って理解してもらえるわけがない。

これはつらいですよ。

 

これまで、体と感情の一致がなく生きてきたHSS型HSPは、ここの習得に時間をかけた方がいいです。

次回は、「HSP/HSSへのインタビュー集」ジョシュアの後半ををお送りしていきますね!

ではまた!!

この記事を書いている人 - WRITER -
HSP/HSS LABO
3か月で凹む時間を劇的に減らせる! 傷つきやすい人の生きづらさ克服「ブレーん塾」の時田ひさ子です。 人口のたった6%しかいない! 好奇心旺盛で行動的なのに繊細で打たれ弱い複雑な性格を紐解き、もともと持っている能力を発揮させる研究家です。
詳しいプロフィールはこちら