早くやることは素晴らし、、くない!
こんにちは
「本音を押し殺す自分」は卒業!本音カウンセラーの時田ひさ子です。
先日のイベントからの感想が、今日、郵便受けに届きました
早いことは、パワーですね。
「お、早い!」と思うだけで驚き、それだけで気持ちもあがります
でも、「早く対応しなくてはならない」!
そう思うことは、苦しくなってしまいます。
先日のカウンセリングセッションで、「早く反応を返さなければ意味がない」という思いを抱えていらっしゃるMさんの苦しみを見させていただきました。
それは、どんな苦しみなのかというと。。。
Mさま(30代・主婦)のお悩みは、
□ 頑張りすぎていると思う
□ 反応を期待されていると思うと、すぐに対応しなくてはならないと思って落ち着かない
□ 早く対応することが、最大の価値であると思う
「そのため、常に急かされているようなのです。」
とおっしゃっていました。
(わかります~)
Mさまのセルフイメージは進まない自転車に乗って必死に漕いでいるのに、風景が変わらなくて冷や汗をかいている姿だったのですが、それを気持ちよく自転車をこいでスイスイ進んでいるものに入れ替えさせていただきました。
Mさんにとって苦しい理由はもうひとつありました。
「急ぐこと」「早く対応すること」が最優先であるがあまり、
「ひとつひとつの出来事や、ひとりひとりを大事に思う余裕がなくなってしまっている」
これではいけない!
Mさんご本人も、そうお感じになっているようでした。
ところが、早い対応は評価されるのです。
評価されるからには、それを手放すことは選択できませんでした。
「早くなくてもいい」とはとうてい思えなかったでしょう。
そんなMさんに、メッセージをいただくことができました。
彼女を助けたいという強い思いの感じられるメッセージでした。
Mさんへのメッセージは、こうでした。
「ひとつひとつのことを堪能するための余裕を得られよ。
それでは先に進まないと思うかもしれない。
ひとつのことに関わっていては、スピードが遅くなると。
違うのだ。
1つがすべてなのである。
1つのことを丁寧に扱えば、それはすべてにつながるのだ。
安心して、ひとつのことに向かわれよ。」
Mさん、大きくうなづいておられました。
ご本人にしかわからない繊細なお悩みだと思います。
そんな場合でも、繊細なご本人だけがわかる感覚を共有した上で、セルフイメージの交換をさせていただきます。
「人に意見されると、凹みやすい」
「自分の好みを主張できない」
「期待されるとボロボロになるまで頑張る」
といった心の癖を感じられている方にカウンセリングをしています。