「いじめがいけないことだなんて、みんな知ってる。」わかっていてやってしまう、を止めるには?

アメブロで「Thrill!」の子供時代の章の訳を2記事アップしています。
自分の子供時代、生育環境などについて疑問を感じている方は、ご一読ください。
🍎【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#48 第2章HSS型HSPの幼少期⑫魅力
🍎【HSP/HSS研究最前線】「thrill!」#49 第2章HSS型HSPの幼少期⑬Q&A
この記事
いじめを根絶するにはどうしたらよいか?について書かれているのですが、
大人の私たちの心の持ち方にも通じることが書かれていましたので、ピックアップしました。
🍎記事の概要🍎
6年生のA男
低学年からいじめにあってきた。
カッとなりやすく、友達とのかかわりが下手。
ある日、A男が自分よりもおとなしい子に暴力していたので、
筆者(先生?)が
「君は誰よりも、いじめられる子の気持ちがわかるのではなかったのか?」と注意した。
ところがA男は「いじめられる子の気持ちなんて、わからない」と答えたが、それについて筆者はこう解説している。
「子供は悲しさや不安を、様々な形(たとえば怒り)で表すものだ。
それを大人が受け止め、ネガティブな感情(悲しみや不安)を安心させ、身体レベルでほっとさせる。
そういう経過を経て感情をコントロールできるようになり、
他人を思いやることができるようになる。
A男のネガティブな感情を安心させ、身体レベルでほっとさせることは、
これまで受けてきた心の痛みに寄り添うということに他ならない。
いじめの加害者を毅然と叱るだけでは、いじめは根絶できないだろう。
いじめの加害者にも、被害者にも、その気持ちに寄り添うことこそが、
いじめの根絶につながるのではないか。」
まさしく私たちの気持ちの取り扱い方もこれとまったく同じです。
わたしたち大人も、子供時代に感情の取り扱い方を学んできたわけではありません。
大人社会でも、正体のないいじめがあり、自分を守ることでいっぱいいっぱいです。
ですが、ここに書かれている
人は、悲しさや不安を、様々な形(たとえば怒り)で表す。
それを誰か(自分でもよい)が受け止め、ネガティブな感情(悲しみや不安)を安心させ、身体レベルでほっとさせる。
そういう経過を経ると、感情をコントロールできるようになります。
これは真実なので、広げていきたいですねー。