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3か月で凹みやすい人の生きづらさ克服「ブレーん塾」

HSS型HSP 独特のオリジナリティと洞察、深い思索の変遷が感じられるドラマを書ける脚本家さんについて

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3か月で凹む時間を劇的に減らせる! 傷つきやすい人の生きづらさ克服「ブレーん塾」の時田ひさ子です。 人口のたった6%しかいない! 好奇心旺盛で行動的なのに繊細で打たれ弱い複雑な性格を紐解き、もともと持っている能力を発揮させる研究家です。
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人口の6%しかいないマイノリティであるHSS型HSPが
本来の能力を発揮しできるよう
実践的な生きやすさを研究している時田です。

「ノブタをプロデュース」というドラマの再放送?特別版が2週連続放送するとのことで視聴いたしました。

木皿泉という脚本家さんの、2005年放送のドラマで、
木皿泉というのは、ご夫婦で脚本を書かれている脚本家のペンネームです。

 

2005年、あなたは何をしていましたか?

私は、子供用品リサイクルの店を地元に開店させて、本当にノリの二っている時期でした。

とても仕事が忙しくて、「稼ぐこと」だけに注力しているような頃。

頑張ればお金が入ってくることがうれしくて、
寝る時間なんてほんとにちょっとでよくて、
毎日エネルギーが果てるまで動いて、機嫌悪くなって(笑)
夜家事をしながら家族への当たりが強くなって、、というブンブン生きていた時期です。

 

そんな時期なのに、このドラマは見ていました。 
このドラマのセリフのあちこちに、HSPの思考が織り交ぜられており、
この脚本家さんはHSPなのではないか、いやおそらくそうであろう、
という目で見させていただきました。

本日は、「野ブタをプロデュース」(ドラマ)について語らせていただきます。

まずは、このツイートをご覧ください。

HSS型HSPは三重構造

「野ブタ」こと信子(ドラマ)をプロデュースしようとする修二についてを分析しているツイートです。

このツイート面白い!
と思ったのは、修二の特性を的確に表していると思ったから。

修二とは、
クラスの人気者で、「人生はつまらない、この世の全てはゲームだ」と考えている(本人の語りに出てくる)高校生。
適度なノリがあり、クラスのムードメーカー。
なんでもこなせる文武両道な人気者。
皆の上に立つ「人気者」という立場に強いこだわりを持っている反面、そのための背伸びをした態度に自分でも窮屈さを感じているみたいです。
表向きは仲良く接している周囲の人々を、自分よりも劣る下の人間として内心では嘲っています。
その一方で、素の自分を誰にも見せられず、恋人のマリ子にも本心を明かせません。
学校だけでなく、家庭内でも猫をかぶっており、両親不在時の自宅でしか気の休まる事がない。
そんな修二の持つ疑問は、

自分にはなんでもできるのに、なぜこんなにもモンモンとしているのか?

このあたりの描写が自分たち(HSS型HSP)とかぶります。

 

そうなんです。

HSS型HSPはなにもできない人ではない。

むしろ、人よりもできる。努力もする。外見で嫉妬される人だってたくさんいらっしゃいます。

なのになぜこれほどモヤモヤするのかわからない。だから、

自己肯定ができていないのではないか? と思ったり、

生育環境の問題なのではないか? と思ったり、

親との愛着の問題なのではないか? と思ったり、

精神的に弱っているのではないか? と思ったり、

発達が凸凹だからなのではないか? と思ったり、

などなど、原因を探し回ってしまうのです。

 

そう、果てしなく、自分をどう扱ったらよいのかわからないことへの疑問を解消するために、

あらゆるきっかけを探しているのが、HSS型HSPなのだと思われます。

修二の3重構造が自分たちの中にもあるのです。

 

脚本家はHSS型HSPか?

この修二のキャラクターは、どこで生み出されたのか?
残念ながら原作は読めていないのですが、修二の性格や考え方などは原作の白岩玄作さんが生み出したもののようです。

そこに、脚本家 木皿泉の奥様のキャラクターが色濃く反映されていると思われます。

 

作者である木皿泉(奥様)さんはHSPではないか?
と思われるインタビューがありました。

 

 私にとって人との距離感やコミュニケーションの問題は、子どものときからすごく大きいことだったんです。
というのも、たぶん私、今でいう自閉症スペクトラムで、コミュニケーションの力が弱いところがあるんです。
「親子だから」「友達だから」といった、人間関係についてみんなが共有している認識がどうも持てない。
「親子だから分かり合えるとかいうのは幻想」というのはずっと言っていました。変な子どもですよね。

 私、両親のことを「私にすごく親切な夫婦だなあ」って思っていたんですよ(笑)。
苦労して育ててくれたことも知っているし、かわいがってもらった実感もある。
親切を受けた分は返したいと思っているし、実際、親に対しては親切に接してきたと思います。
でも、そのことがイコール「親子の情」とはならない。
そんなものに頼っていいのか、たとえ親子でも、互いの関係を保つために努力をしないのは、おかしいと思ってました。

https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/090500131/091000003/?P=3

変な子供!
まさに、HSS型HSPは子ども時代の自分を子供らしい子どもだと認識している方は多くないんです。

 

他にHSS型HSPではないか?と思う脚本家さんは、、

 

木皿泉(奥様)さん以外に、HSS型HSPではないかと思われる脚本家さんは、岡田惠和さん。

主な作品としては、
テレビドラマ 『南くんの恋人』『イグアナの娘』『ビーチボーイズ』『彼女たちの時代』『ちゅらさん』『おひさま』『最後から二番目の恋』
『泣くな、はらちゃん』『ど根性ガエル』『ひよっこ』映画 『いま、会いにゆきます』『世界から猫が消えたなら』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『いちごの唄』など。

ああ、あれも!?と思う作品を書かれています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%83%A0%E5%92%8C

個人的には、「銭ゲバ」「ボクの妻と結婚してください。」「少年寅次郎(2019年、NHK総合)」などは見ていました。

テレビドラマの先駆者 向田邦子さんもHSS型HSPだったのでは。
(昭和56年飛行機事故で亡くなられました)

 

ドラマを見ていて、脚本家がHSS型HSPではないかと思うポイント

 

HSS型HSPではないかと思うポイントは、セリフと登場人物の心情描写の複雑さです。

たくさんのHSS型HSPの方からお話を伺っていると、
独特の着眼点があると同時に、
その独特の着眼点に対して懐疑的な思考が差し挟まれます。

たとえば、「野ブタをプロデュース」の特別編集版の中で目を引いたのは、
修二が通う高校の教頭先生(夏木マリ)の発した言葉
「人はね、何を思っても自由。
頭は便利よ。本当に行動しなくても、
思っただけで、それで切り替えて次に行けるから。」というセリフ。

これは、HSS型HSPが陥りがちな「思ってはいけない。それが現実になってしまうから」という思い込みは間違いだ、
ということを言い表してくれています。

そう。思ってもいいんですよ。
誰が現実になってしまう、って言ったんですか?
それって、みんながそう言ってるから、そうだって思ってるだけではないでしょうか?
そして、「自分が思ったことが現実になるんじゃないか」って、怖がっていることが問題なんです。
怖がると、そこに注目してしまいます。注目すればするほど現実に近づけてしまいます。そしてやがては、実現してしまう。

つまり、考えてもいいんです。
考えたことを怖がるという感情をくっつけてしまわなければ、現実ににじり寄ることはないのです。
淡々と考えたらいい。

脚本家木皿泉は「想像したらいい」「思いは自由だ」と夏木マリさんにセリフで言わせていますが、これは、
木皿泉が人々の思い込みに対する疑問をいつも持って、「それ、ほんとかよ?」と検証しているHSS型HSPだからではないか
と思わせられます。

 

一般の方の場合、自身の考えや感じ方に疑問を持たれません。
「私がこう思ったのだから、そうだ」という一本筋が通った信頼があるんです。ご自身の思考にね。

ところが、HSS型HSPは、疑いながら生きています。
他人を疑うことももちろんありますが、なによりもご自身の行動や発言、思想、発想までをも疑うんです。

そして、
実生活を通してそれらを確認しています。

「ああ、やっぱり自分の考えは間違っていなかったのだ」と感じられることをやろうとされます。

なので、
もともとの自分の考えが「私は嫌われる」である場合、
嫌われる現実を確認して喜ぶというマゾヒスティックな実証を繰り返してしまうのです。

思い当たることがあるのではないでしょうか?

 

私も、「私はできるはず」「私は優秀であるはず」を証明したくて生きていました。

はからずも、それは「わたしはそれほど優秀ではない」ということを確信しているためであるとも気づかずに。

でも、他人には「そんなことないよ、あなたは優秀よ」と言われたい。

言われたいので、褒めてくれる他人がいるところでは「あなたは優秀だ」と言われるような行動を繰り返すのです。

そして、もちろん、成果を出しますので皿に褒められるのですが、これは他人がいる場合だけに限られます。

だって、人に私が優秀であると認めてもらう事だけが証明だから。

そもそも私は、自分がそれほど優秀ではないということを知っているから。

 

その巧妙な、複雑な、ひねたからくりを知り、紐解いていくことができたならば、
本当の優秀さをオープンにすることができるってもんです!

 

この脚本家さんたちみたいに。

 

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