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2021.10.11

子育て

HSS型HSPの子育ては世界一難しい事業なのではないかと思う(3)

子育てについて、シリーズでお届けしています。

「かくれ繊細さんHSS型HSPが、

親としてどのように子供に接したら楽しく幸せで結果も出せるのか」

について、お話ししていきます。

 

わたしの考える「HSS型HSPが子育てする際に気を付けること」は、以下の3つ。

 

1)世間にそろえすぎないこと

2)長期的な人間関係の継続

3)好きなことはとりあげすぎてはいけない、やらせすぎてもいけない

 

ひとつずつ解説します。

今日は、1)の世間に揃えすぎないことについてです。

 

かくれ繊細さんは外に出さない本音を持っている


 

HSS型HSP…かくれ繊細さんは、

自分の感じていることをそのまま外に出すことなく生きてきています。

外に出さない本音を持っています。

どこまで本音を自覚しているか、は個人によって大きく差がありますが、

自分の感じていることをまるごと承認している人はまずいなくて、

ある程度本音を見ないようにしつつ生きています。

 

世間にそろえるために、です。

 

世間から浮かないようにして、目立たなくするため、とも言えます。

そろっていなくて、一人だけ目立ってしまうと傷つくから。

だから、世間にそろえることを良しとして生きていました。

 

独身のときはうまくそろえることができています。

周囲に合わせるのがとても自然で素早くできるけれど、

ほんとは内心、別の感じ方をしているのが、HSS型HSPの大人です。

 

周囲に合わせることが自然にできるのは、恥ずかしさを回避するため


 

周囲に合わせることが、

どうしてそんなに素早く自然にできるようになったのかというと、

ひとりでたくさん練習してきたからです。

 

ごくごく自然に、なんでもないかのように、

するっと、さくっと周りに合わせることができるように、なんども練習をしてきたのです。

なんでそんなに頑張って、周囲に合わせられるように練習したのかと言うと、

合わせるのが下手だと悪い意味で目立ってしまって恥ずかしいからです。

みじめでもあるからです。

恥ずかしかったり、みじめだったりするのは嫌だから、だからとてもたくさん練習したのです。

だから、ごくごく自然に、周囲に合わせることができるようになったし、

合わせているってことにも気づかれないくらい、

反射的に周囲に合わせることができるようになったのですね。

 

そのごくごく自然になじませるという方法を

何年も何十年もかけて修練してきたのに、

自分の子どもはまだうまく周囲に合わせることができません。

あなたほど、うまくはできない。

子どもはまだうまくできないと頭でわかっていても、抑えられない思い


 

頭では、「子供なんだから、できなくて当たり前だ」と思うのですが、

腹がたってしまうのです。

あなたが自然に周囲に合わせられるのだから、

子供にも同じように上手に周囲に合わせてほしいと思ってしまうのです。

 

それができないと、

すごく恥ずかしいしみじめだよ、とわかっているから、

ぜひとも自分の子どもにも、

同じくらいうまく、さっと、

わからないように合わせることができるよう求めます。

 

子どもを育てるときに、自分の課題が子どもを通してわかる、

ということを聞いたことがありますか?

 

それは間違いなくそうなんです。

自分ができていることを子どもにもできてほしいと思う気持ちは、

頭でわかっていても、収まらないものなのです。

だからそれをおさめる方法は、頭で理解することではない。

・・・身体でわかること、なのです。

 

身体でわかることは、

頭で理解することとやり方が違うということは覚えておいていただければと思います。

 

 

あなたの中のルールを変えることを、まずはあなたに許可しよう


 

あなたのルールは、世間の価値観を守るというルールのはずです。

そのルールから子供が外れたとしても、許しましょう。

許すにはまず、あなたが自分に何を感じることを許していないのかを知ることです。

 

そしたら、子供が何か、

あなたが自分に許していないことを感じた時

(たとえば、恥ずかしさとか、寂しさとか、悔しさとか、みじめさとか)、

あなたが自分にそれを感じることを許せていれば、子供にも許せるのです。

 

もし、あなたが自分に感じることを許していない感じがあるとき、

子どもがそれを感じることも許せないのです。

だから、子供と良い関係を維持するには、自分にも子供にも、本音を許すことです。

それから、世の常識や一般的なルールと違っていても、感じていいんだよ、と許容すること。

 

自分にも子どもにも「違っていても、いいのだ」と本音を許す


 

それが、ひとつめの、「世間にそろえすぎないこと」です。

次回は、「長期的な人間関係の継続」についてお伝えしますね!

 

HSP/HSS LABO代表 時田ひさ子

日本で初めてHSS型HSPに特化した心理カウンセラー。
一般的なカウンセリングや心理療法では理解されづらいHSS型HSPの複雑な性格を紐解き、のべ5,000人にカウンセリングを実施している。 自身もHSS型HSPであり、3児の母。

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