HSS/HSPコラム
3か月で傷つきやすい人の生きづらさ克服。
凹まなくなる、ぶれなくなる「ブレーん塾」の時田ひさ子です。
最初は難しかったとしても、
それが常態化すると、
どんなにやることがたくさんある仕事でも、
日常になってしまいます。
そしたら、、、「あれ?おかしいなぁ」という感覚が頭をもたげてきて、
そして「飽き」が来ます。
こうなると、無意識になにか新しいものを探してしまいます。
わたしがものすごく労力をかけて作った店舗も、
4年目くらいに2店舗目を作ろうと思い立ちましたが、
これは、きっと飽きてきたからだと思います。
「子どもが2人いるのに、2店舗目を作るなんて!」と家族に反対されましたが、本気で2店舗目、いや、5店舗くらい一気に多店舗化しようとしていました。
不動産屋さんに店舗物件を紹介してもらっていました。
今ならわかるのですが、
そこを見込んでいなかったので、
急に「あれ?」って。
なぜだか面白みに欠けてきて、先が読めてしまうことに刺激を感じなくなってきたのです。
大変手間のかかる商売なのに、これでも刺激がたりなくなるだなんて、どうしたら飽きないで仕事ができるのですか?
てがっかり。
いや、当時はがっかりすることを避けていたので、
がっかりする間もなく次の刺激を探し求めて多店舗展開に切り替えようとしゃかりきになっていたのでした。
ここで、大事なのは、、
ではないんです。
もうそれは無理なんです。
HSS型HSPである以上、なにをやっても常態化して、絶対に飽きるのです(笑)
飽きない仕事はないと言い切れる(笑)
なので、、
つまり、飽きるのを前提に動くのが正しい対策です。
後に必ず飽きるのですから、準備しておけばよいのです。いや、準備するしかない(笑)飽きたときの準備ですよ!!(笑)
たとえば、、
「10年やったらやめる」と宣言しておく、とか、
自分が飽きた後、その仕事を淡々と回してくれる後継者を探して引き継ぎ準備をしておく、とか、
いつも「次になにをやりたいか」と思う自分を否定しないで学びに収入の一定額を回す、とかです。
前もってわかっていたならば、
心置きなく、次のことに心を砕くことができる可能性が高まります。
なにかの業種で起業して、飽きたときの対策を少しずつしておくこと。これがHSS型HSPの最大の対策です。
ここでも肝要なのは、実は、
ありのままの「飽きる自分」を認める事です。
それが近道なのです。
そう、
まず最初に出てくる敵は、商売敵ではないのです。
「飽きる自分」を認めたくない自分です(笑)
次回は、そろそろマルチ・ポテンシャライト(職業雑食系)の仕事に関する三つの問題の二つ目
「生産性を阻害するいくつもの習慣」に入りたいと思います~。
日本で初めてHSS型HSPに特化した心理カウンセラー。
一般的なカウンセリングや心理療法では理解されづらいHSS型HSPの複雑な性格を紐解き、のべ5,000人にカウンセリングを実施している。自身もHSS型HSPであり、3児の母。
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