HSS/HSPコラム
3か月で傷つきやすい人の生きづらさ克服。
凹まなくなる、ぶれなくなる「ブレーん塾」の時田ひさ子です。
なわけですが、、
今日はわたくしの事例をお伝えしてみようかと思います。
前回の記事(HSS型HSPはない仕事をつくったらいい#16)で書いたように、
仕事の集中モードを小さな努力で妨げないように工夫してはいるのです。
ですが、
実は、仕事の集中を阻害される理由は、自分でも気が付かないうちに拡大していました。
少しずつだったので、全然気づけなかったのですが先日「アハ!」と気づいたんです(笑)
「物が収納からはみ出してしまうのは仕方がない。」
「男の子が3人いる家だから、片付かなくて当たり前。」
「むしろ、生活感がまったくない家は落ち着かない。」
↑
そんな思いがあり(笑)
だから、収納することをどこかであきらめてきたようなところがあったのですが、
実は目に付く(笑)
まさに見て見ぬふりをしていました。
そして、家の中の物が瞬間的に自分の集中を妨げていることに
自分ではまったく気づきませんでした。
おそらく、結婚したころから少しずつ20年かけて積み重なってきた荷物の多さだったのです。
改めて気づいてみると、大きな変化があってびっくりしました(笑)
夫が、ある日ぽつりと
「うち、汚くない?」と言ったのです。
夫は普段、わたしがなにをしても何も言いません。
ですが、たまーにこういうことを言います。。。
突然言い出したので不意打ちを食らってしまいました。
不意打ちされると、心の余裕などひとつもありません。
なので、かねてからの習慣がもろに展開しました。
もう心の中でめちゃくちゃ腹立たしい(笑)
それなのに、なんでもないフリをするんです。
その場ではなんでもないフリで「そうかなー」くらいの薄い反応しかしませんでしたから、
夫はまさかそんなにはらわた煮えくりかえっているだなんて思いもしなかったと思います。
はらわたの中では、
「家が汚いって?」
「わたしが悪いっていうのか?」
「夫自身は家事していないのに?」
とかなりささくれてしまいました。
その間、思い出すたびに、ムカ<`ヘ´>ムカしていたんです。
「なんだよ!自分の机の周りはめっちゃ汚いくせに」とか
「私しか掃除してないじゃん」とか
挙句の果てには、
夫の実家も同じくらい物があった、とかも関連付けて思い出して
夫のご実家の様子まで比較対象として持ち出すところまでいきました。
(こういう連想はHSPの得意技です)
あまりにも思い出してはムカムカするので、
夫の言った「汚いよね」に取り組むことにしました。
取り組んだからって、なにが出てくるかなんて期待していませんでした。
期待外れの結果にとどまるかもしれないけれど、
このままむかつき続けていても
自分がモヤモヤし続けるだけで生産性はない。
モヤモヤしつづけるのって、気持ちわるですしね。
そんなことで、
このことに真正面から向き合うことにぜんぜん乗り気じゃなかったのですが仕方ない(笑)
気持ち悪さをなんとかしたかったんです。
・夫は、私の仕事のことなんか全然理解してない敵
だし、
・夫がなんと言おうと、私はこのままで十分だ
・夫の目の付け所がおかしい
とも思っていたので、
その夫の言葉に向き合おうと思った瞬間に私の頭の中にあったのは、
「今のこの、むしゃくしゃしている感情を納めたい」ということだけでありました。
ところが、、
この一言を言い放った夫に、エアーで文句を垂れてみた(←これが取り組むという部分)ところ
わたしのむしゃくしゃした気持ちがなくなると同時に湧き上がってきた気持ちが、なんと、、、
まったく予想外の、、、
「きれいにしてみようかな」
だったのです。
最初、このアイディアというか考えが出てきたときは、
「いやいや、まさかね」
という打ち消しの思考がすぐに飛んできたくらい驚くべき気持ちでした。
でも、
一回思いついちゃった「きれいにしてみようかな」は、
「いや、まてよ。案外それはいい考えかもよ?」とどんどん頭の中で広がっていきました。
そして、スマホで
「片付け 東京」で試しに検索してみると、なんと、
お手頃価格で自宅のまるごと片付けをサポートしてくださる団体があって、
その団体の考え方を読むとなんと
私が求めていた理想の変化が起こせるということがわかってしまったのですね。
それで、
そのお片付けのサポート団体のHPをなめるように読みました(笑)おそらく数時間は読んでいたと思います。
そして、確信したのです。
夫が「汚いよね」と言い放った、3日後の夕方のことでした。
続く
日本で初めてHSS型HSPに特化した心理カウンセラー。
一般的なカウンセリングや心理療法では理解されづらいHSS型HSPの複雑な性格を紐解き、のべ5,000人にカウンセリングを実施している。自身もHSS型HSPであり、3児の母。
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