HSS/HSPコラム
こんにちは
本格的に子供たちがお休みになり、まったく安らげないーー。
仕事に集中しようとすると、気になるのが人の気配。
人の気配ごときでなぜ、集中できないのだ?と面白いくらい意識してしまう。
生きているもの、意識をもっているものの存在が、気になるんです。
とはいえ、HSS型HSPに向けて書きたいことは溜まっていくので、
推敲が甘くなるかもしれないけれども、発信してみようと思います。
まず、人とのコミュニケーションについて悩むHSS型HSPは多いと思うのですが、
この部分については、スキルをつけると、年齢とともに圧倒的に楽になってくると思われます。
世の中が、コロナという共通の敵の出現で、なんだか優しくなっているような気がします。
助け合わなくてどうするよ?的な空気が流れているような。
そんな中、コミュニケーションについて考えさせられる出来事がいくつかありました。
ひとつは、保険会社のオペレーターとの電話でのほほえましいやりとり。
ふたつ目は、エレベーターに乗ったら「今日、手を手術してきたんです」という手を抑えたおねえさんの代わりにエレベーターのボタンを押しながら
そのお姉さんが「痛いんです、、」という弱音を吐かれたので、エレベーターの中で短時間ではあったものの心温まる交流があったこと。
三つめは、英検の二次での試験管とのやりとり。
四つ目は、初めて行った床屋さん(息子の)とのやりとり。
喜びあふれるコミュニケーションは、町中だって、道端だって、エレベーターの中だって、ご相談センターのオペレーターさんとだって可能だとしたら、
うれしい時間が増えると思いませんか?
HSS型HSPの圧倒的に足りていなくて、
そして、圧倒的につけるべきスキルが、
人とのコミュニケーションです。
コミュニケーションスキルは、
HSS型HSPにとっては獲得しづらいものではありますが、
年を取るにつれて、どんどん楽になっていく可能性を高めてくれるスキルです。
その理由を、お話していきますね。
HSPは、人の顔色を読むので、
誰がどう思っているか?は人よりも早くわかります。
でも、
だからこそ、予測します。
そして、HSPの予測は、大方ネガティブな予測です。
それは、ネガティブな予測をすることによって、慎重に今後に備える必要性を感じるためです。
そのために、不安になります。不安にさせられていると言っても良いと思います。
ネガティブな予測をすると、不安になり、恐怖がでてきます。
恐怖が出てくると、言うべきことが言えなくなります。
目の前のコミュニケーションを、
自分の特性(人の顔色を読む→ネガティブな未来を予測→不安になる→恐怖 の流れ)のせいで、
難しくしてしまっているのです。
あなたは、このパターンに思いたることはありませんか?
どのようにこの「恐怖」をなくせばよいのだろう?
と思われると思います。
今一度、この流れを見直してみると、
①人の顔色を読む→②ネガティブな未来を予測→③不安になる→④恐怖
こうなっています。
この流れのどこかを断ち切れば、人とのコミュニケーションは良好に保たれます。
恐怖を取り払えばよいと思いがちですが、
HSPにとって①~④までは瞬間的なもので、とてもスピードが速い。
つまり、
人の顔色を読んだと思ったら、恐怖を感じている
というくらいの速さであるため、恐怖がやってきたときにはすでに、かなり恐怖に取り込まれてしまっており、
身動きができなくなってしまっています。
意志の力で、恐怖を感じる前に止めるなんてことはできないのです。
なので、HSPにできることは実は、恐怖を感じた後です。
怖いという感情に踊らされている自分を客観視することです。
そう。メタ認知です。
メタ認知とは、「認知していることを認知する」ということ。
ここで言えば「怖がっている自分に気づく」ってことです。
HSS型HSPは、メタ認知できると、わかります。
自分の見ていたものが、フィルターを挟んでいたのだということに、気づきます。
気付いたら、はずせばいいのです。
気づかないからはずせないだけで。
気づくための練習は、講座でやっています。
4月からは、「自分でどんどんスキルを獲得していける」という方のための、割安な本流講座をご用意する予定です。
個人セッションを受けた後でないと、受講できないので、まずは個人セッションをご検討くださいね!
では
日本で初めてHSS型HSPに特化した心理カウンセラー。
一般的なカウンセリングや心理療法では理解されづらいHSS型HSPの複雑な性格を紐解き、のべ5,000人にカウンセリングを実施している。自身もHSS型HSPであり、3児の母。
もっとHSS型HSPのことを知りたい!もっと自分のことを確かめたい!と思われた方は、メルマガをご登録ください。