HSS/HSPコラム
上記の本『The Strong, Sensitive Boy / Ted Zeff,PH.D.』を読み進めています。
HSS型HSPの親がHSP男子を育てるのは
なかなかの難事業だ、、と思っております。
そこで、このHSP男子を育てることについて
同じように悩みながら毎日挑んでいるみなさまと共有したいと思い、
シリーズでお届けしています。
翻訳家ではないので、必要な箇所のみピックアップしてわかる範囲で日本語にしていますことをご了承の上お読みください。
(29)第7章「睡眠」
毎日の刺激から回復するために、HSBはよく寝なければならない。
たいがいのHSBは非HSPの子どもよりもたくさんの睡眠を必要とする。
そして、もともと持っている繊細なシステムが理由で、寝つきが悪かったり、眠くてたまらないといった問題を抱えることもある。
そのためには、
・HSBの部屋は暗く、静かで、室温は低めが良い。夜間照明や扇風機やホワイトノイズ(音色を持たない雑音のこと。人間の耳に聞こえるすべての周波数が均等に混ざった音で、不意に聞こえる物音をかき消し、睡眠の質の向上に効果があるといわれる)などを利用するのも良い。ベッドルームは安全で慈しみを感じる空間であると良い。
・眠りにつく1時間前には、HSBに刺激的な電子機器をやめさせると良い。物語を読んであげたり、心地よい言葉をかけるのも、彼が眠りにつきやすくなる。もう少し年齢があがったHSBであれば、リラックス系の音楽をかけたり本を読むのも良いだろう。(1997)
・怖いと思いやすい子供であれば、メディアからの暴力的な場面が、眠りに影響します。メディアとの付き合い方を見守りましょう。
・8時までにはベッドに行くといい。
・なにか、睡眠について問題があるようであれば、書き出すか、解決法について話し合うといい。
・毎日同じ時間帯に睡眠につき、起きるようにしましょう。とはいえ、これは10代のHSBにはとても難しいことですが。
・アロマのディフューザーを置いても良いですね。ラベンダーは効果があります。エッセンシャルオイルやエプソムソルト(欧米ではよく知られている入浴剤。エプソムソルトを入れて入浴をするとポカポカして、リラックスする)で入浴してから布団に入ると良いでしょう。
翻訳後記
睡眠について書いてある箇所は、日本ではごくごく当たり前に行われているなぁと思いました。
10代の子どもは、寝ないです。それに、1時間前にスマホを取り上げるなんて、できません、、、。
自分がやめられないものを、子供にはやめられないと思うので、学校で学んできて自分でルールを確立してくれるのを待っています。そういう意味では、学校はとても寛大です。
私自身、夜中までスマホでチャカチャカ調べたり、SNS見たり、漫画読んだり、LINEゲームしたりしていて、寝る1時間前にスマホをやめるということができないです。
「スマホ脳」を読みまして、その時は、少しやめられましたがまた元に戻ってしまった。
それで、今は、せめて「画面を見ない」ことにしています。
目をつぶってしまえば、寝てしまえるので。
ラジオクラウドの「TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国」の20分くらいの音源中に寝てしまいます。
本文中に出てきた「ホワイトノイズ」については、存じ上げなかったので、さっそくスマホで検索してみました。
このあたりですかね、、。お試しくださいm(__)m
次に行きますね!
「スピリチュアルと自己肯定感」について。(P111~)です。
では!
日本で初めてHSS型HSPに特化した心理カウンセラー。
一般的なカウンセリングや心理療法では理解されづらいHSS型HSPの複雑な性格を紐解き、のべ5,000人にカウンセリングを実施している。自身もHSS型HSPであり、3児の母。
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