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TOPHSS/HSPコラムHSC男子について知っておくべきこと(28)第7章「医師とのつながり方」

2022.06.14

子育て

HSC男子について知っておくべきこと(28)第7章「医師とのつながり方」

上記の本『The Strong, Sensitive Boy  / Ted Zeff,PH.D.』を読み進めています。

HSS型HSPの親がHSP男子を育てるのは
なかなかの難事業だ、、と思っております。

そこで、このHSP男子を育てることについて
同じように悩みながら毎日挑んでいるみなさまと共有したいと思い、
シリーズでお届けしています。

翻訳家ではないので、必要な箇所のみピックアップしてわかる範囲で日本語にしていますことをご了承の上お読みください。

 

 

 


 

(28)第7章「医師とのつながり方」

 


あなたの息子さんがHSCの男子(HSB)であったなら、
主治医に息子さんのセンシティビティを知らせましょう。

ドクターに、息子さんがものごとを深く感じ取ることや、身体が薬や痛みに敏感で反応しやすいことも知っておいてもらうと良いですね。

これは、医師にしても、知っておく必要性の高い重要な情報です。

 

Joelは、「子供のとき、診察室で注射しなければならないときはいつも怖かったんです。母が僕に、よい子は注射なんかでこわがらないものだと言いきかせていたんです。医師が冷淡な反応で、本当にいごこちのわるい時間でした。」

主治医が息子さんの生まれ持った特徴に無関心のように見えたら、他の医師に診てもらうのも良いです。医師は伝統的な西洋医学を訓練していますし、対処療法的なやり方の医師は繊細なタイプではないと考えるのが自然です。対処療法ではなく、その人の在り方そのものに対する思いを大事にしたいと考える医師はたくさんいます。一人の医師が合わなければ、他の医師を探してあたってみたら良いのです。

 

サポート力のある親は、繊細な少年にとって神からの贈り物のようなものです。
繊細な少年は、病院で治療を受ける事が恐いですし、特に社会は少年はタフであるべきと考えがちですし、怖がるのは男の子には似合わないというバイアスを持っているものだからです。

Jerryは、「僕の母は、病院に行くときはいつもすごくサポートしてくれたんです。僕は血液検査の時に一度気絶したことがあって、採血恐怖になってしまいました。12歳の時、母は自分に『気絶するのは恥ずかしいことじゃない』と言ってくれたことを覚えています。母は、地元の高校の、身体の大きなフットボールプレイヤーが気絶した時も、この病院に血液検査に来たんだよ、と言って僕の気持ちを落ち着けてくれました。」

 

ホリスティックヘルスで開業している医師たちは、あなたの息子さんの健康を促進する働きかけに肯定的だと思います。症状や患部だけでなく、患者の心身をまるごと扱うという考え方をしている医療であり、そこに携わる医師の多くはHSPだからです。

息子さんの心身にとってどんな関わり方が良いのかを、あなたは模索しているかもしれません。アロマセラピーや、アーユルベーダや、カイロプラクティック、フラワーレメディ、 植物療法、ホリスティック医療、ホメオパシー、自然療法など。私の著書「The Highly Sensitive Person’s Survival Guide」で、こうした幅広い代替医療について触れています(2004年)。

でもまずは、主治医に確認してみることをお勧めします。

 


 

翻訳後記

 

日本でホリスティック医療というものが、どのくらい浸透しているのかわかりませんが、近辺にそういう看板をかかげた医院を見かけることはありません。

ということは、ごく一部の医師が頑固に「対処療法の不完全さ」や「根本的な改善ではない」などの信念を貫いて、信じる医療を展開なさっているという状況なのだろうな、と想像します。

著書の中に書いていますが、HSS型HSPははみ出した部分を持ち合わせており、そのはみだした部分を社会的に知られないようにして押し隠して生きている人たちです。

 

かくれ繊細さん

 

変わったことをして浮くことがとても怖いのです。

だから、人と違うものを信仰することを恐れます。

おそらく、ホリスティック医療についても、その対象になるであろうことが想像できます。

心の中では、ホリスティック医療というものが本質的であり、理にかなっていると魅かれていたとしても、周囲には気づかれないように推す。

そんなひっそりと「推し」を持つのではないかと思います。

それ、間違ってないと思います。

社会から浮くのは怖いですし、怖いという気持ちを持つことはいけないことではありません。HSP特性を持つ自分を「守る」「大事にする」役割を持っています。

だから、ホリスティック医療を大々的に支持するというよりも、心の中で支持して周囲にはばれないようにするという選択は、もっともHSS型HSP向きの理にかなった行動であると思っております。

 

次回は、「睡眠」(P110~)です。

では!

 

HSP/HSS LABO代表 時田ひさ子

日本で初めてHSS型HSPに特化した心理カウンセラー。
一般的なカウンセリングや心理療法では理解されづらいHSS型HSPの複雑な性格を紐解き、のべ5,000人にカウンセリングを実施している。 自身もHSS型HSPであり、3児の母。

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